お酒と本を傍らに

気になるお酒を飲み、たまに小説の感想を綴っている日記です。

ウイスキーについて:1

 

どうも、なの花です。

お酒を飲むにあたって、多少の知識はあった方がより楽しめるだろうと思い、

いろいろ調べた結果を記そうと思います。

(自分の備忘録のためなので、簡単にまとめています。)

 

 

今回はウイスキーについて。

ジョニーウォーカー』、『ザ・グレンリベット12年』と飲んできているので

もっとウイスキーについて学びたいな、ということで、調べてみました。

ちょっと長くなったので、2回にわけて掲載しようと思います。

 

 

 

ウイスキーとは

蒸留酒の一種。

原料は、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物

麦芽酵素で糖化し、

発酵させ、蒸留をし、木製の樽で貯蔵熟成したもの。

 

 

正直、この説明文を目にしたとき、

なるほど、ウイスキーとはそういうものなのね、と

すぐに呑み込めなかったんですね。特に最後の二行。

糖化って、なんだっけ。

発酵って、具体的にどうすることなの。

と、いちいち単語に引っ掛かって、説明がうまく頭に入ってこない。

ということで、単語の意味を調べてみました。

  

 

麦芽モルト

大麦を発芽させ、乾燥させたもの。

発芽させる理由は、糖化する時に必要な酵素が作られるから、だとか。

  

 

・糖化

酵素の働きで、デンプンが糖分に変わること。

ウイスキー作りでは、デンプンを多く含む二条大麦を使用することが多いそうです。

 

 

・発酵

酵母によって糖分が分解され、アルコールと炭酸ガスなどを作りだすこと。

(発酵液は「もろみ」または「ウォッシュ」と呼ばれるそうです。)

 

 

・蒸留

液体を熱して蒸気に変え、これを冷やして再び液体に戻すこと。

アルコールは約80度で沸騰するため、水より先に蒸気が発生。

蒸気を冷やし液体化させることで、

発酵時よりアルコール度数の高い液が得られるそうです。

 

 

作り方の工程

大麦を発芽させ、乾燥し、麦芽モルト)に変える。

⇩ 

麦芽を細かく砕き、温めた仕込み水を加えて糖化、麦汁を作る。

ろ過した麦汁に酵母を加えて発酵させる。

ここで、ウイスキー特有の香味成分も生まれる。

蒸留を2回、または3回行う。

蒸留で出来た液を、樽の中で長期間じっくり寝かせる。

樽に寝かせることで、無色透明だった液が琥珀色に変化する。

 

 

もっと細かい工程もあるのですが、

流れとして、かなり大まかに、ざっくり述べています。

 

 

ピート(泥炭)について

ピートとは

野草や水生植物などが枯れて積もり、長い年月を経て炭化した泥状の炭のこと。

発芽させた大麦を、ピートの煙で乾燥させることで、スモーキーな香りがつく。

 

ジョニーウォーカー』を飲んだときに感じた燻製のような風味は、

ピートが関係しているんですね。

また、ピートを使うと、

正露丸やヨードのような薬品香が混じり合った風味もするんだとか。

特にスコッチウイスキーに用いられるそうですが、

全てのウイスキーに使用されているわけでもないそうです。

 

 

次回は、『主な種類』と『五大ウイスキー』について書こうと思います。

記事を書くにあたり

サントリー、アサヒなど幾つかのサイトや

ウイスキー 完全バイブル/土屋 守:ナツメ社』を参考に致しました。