『麦焼酎 田苑』飲んでみた
今回は麦焼酎です。
音楽仕込みという言葉が気になって購入。
『麦焼酎 田苑 金ラベル』
・品目:本格焼酎
・原材料:大麦・大麦麹・米麹
・アルコール分:25度
・種麹:白麹
・蒸留方法:常圧蒸留
・その他特徴:全量樽貯蔵・長期貯蔵
・容量:100ml
音楽を聞かせて作られているのかなぁ、なんて冗談半ばに思っていたのですが、
公式サイトを調べてみると
実際にクラシック音楽を聞かせて仕込んでいるんだそうです。
名前が「田苑」なのもベートーヴェンの交響曲第六「田園」を聞かせたのがきっかけ。
なんでも音楽の振動を響かせることで酵母菌の発酵が進み、
味をまろやかにするのだとか。
「酵母 音楽」と検索すると、
お酒だけでなく、パンやみそ、醤油などにも音楽を聞かせて作ることがあるそうです。
そういえば小学生のころ、
『つるばら村のパン屋さん』という児童書を読んだことがありますが、
そこでもパン生地を寝かせるときに
音楽を聞かせて作るといった場面がありましたねぇ。
人間が音楽を聴くとストレスが減るとは聞いたことがありますが、
酵母菌にも聞かせると味に変化をもたらすのかと思うと面白い。
音楽を聞かせて作るお酒は他にも、
黒糖焼酎の「れんと」や、純米酒の「蔵枠」などがあるそうで気になりますね。
樽貯蔵しているからでしょうか、液体は薄い琥珀色。
(写真だとわかりにくいですね……)
まずストレートで飲みましたが、お味はすっきり!
麦の香ばしい風味がしっかり感じられます。
水割りもまろやかですが
お湯割りにすると、よりまろやかな味。ほっとするおいしさです。
せっかくなので、ベートーヴェン交響曲第六「田園」を聞きながら少しずつ飲む。
穏やかな曲を聴きながら作られたんだなあ、と
思い巡らせながら飲むのもいいものですね。